中等症〜重症潰瘍性大腸炎に対するウパダシチニブの導入・維持療法効果と安全性
【背景】
潰瘍性大腸炎の患者は、迅速かつ強力で持続的な疾患コントロールを提供する治療法を強く求めている。本研究は、経口JAK1阻害薬ウパダシチニブが中等症〜重症の潰瘍性大腸炎患者に対する導入療法および維持療法として有効かつ安全であるか評価した。
【結果】
導入期において、ウパダシチニブ45mg群の臨床的寛解率はUC1で26%、UC2で34%であり、プラセボ群(UC1で5%、UC2で4%)と比較して有意に高かった(調整治療差21.6% [95% CI 15.8-27.4]、29.0% [23.2-34.7])。維持期では、ウパダシチニブ15mg群42%、30mg群52%が臨床的寛解を達成し、プラセボ群12%より有意に高かった。
【臨床へのインパクト】
ウパダシチニブは、中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者に対して、迅速な導入効果と持続的な維持効果を示す経口治療選択肢となる可能性が示唆された。既存治療で効果不十分な患者や、注射薬に抵抗がある患者にとって新たな選択肢となり、治療戦略の幅を広げる可能性がある。副作用は鼻咽頭炎、CPK上昇、ざ瘡などが報告されたが、重篤な有害事象はプラセボ群より少なかった。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

