多発性骨髄腫、トリプレット療法に自家移植追加で無増悪生存期間延長も、全生存期間は同等
【背景】
新規診断多発性骨髄腫患者において、RVD(レナリドミド、ボルテゾミブ、デキサメタゾン)トリプレット療法に自家造血幹細胞移植(ASCT)を追加し、その後レナリドミド維持療法を病勢進行まで行った場合の有効性は不明でした。
【結果】
RVD単独群(357例)と比較し、ASCT追加群(365例)では無増悪生存期間が有意に延長しました(中央値 46.2ヶ月 vs 67.5ヶ月、ハザード比 1.53、95%CI 1.23-1.91、P<0.001)。しかし、5年全生存率は両群で同等でした(79.2% vs 80.7%、ハザード比 1.10、95%CI 0.73-1.65)。
【臨床へのインパクト】
新規診断多発性骨髄腫患者に対し、RVDトリプレット療法にASCTを追加することで無増悪生存期間の延長が期待できます。しかし、全生存期間の改善は認められなかったため、ASCTの適応は患者の年齢、合併症、QOLへの影響などを考慮し慎重に判断する必要があるでしょう。治療関連有害事象の増加も考慮すべき点です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

