挿管時ルーチン輸液負荷は循環虚脱を予防しない:重症患者を対象としたRCT

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2022-07-19 | DOI:10.1001/jama.2022.9792

📄 原題:Effect of Fluid Bolus Administration on Cardiovascular Collapse Among Critically Ill Patients Undergoing Tracheal Intubation: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 35707974

【背景】

重症患者の気管挿管時に低血圧は頻繁に起こり、心停止や死亡のリスクを高める。挿管時の静脈内輸液負荷が重症低血圧、心停止、死亡を予防するかは不明だった。

【結果】

輸液負荷群(538例)と非負荷群(527例)で、主要評価項目である循環虚脱の発生率はそれぞれ21.0%と18.2%だった(絶対差2.8%, 95%CI -2.2%〜7.7%, P=0.25)。28日死亡率にも有意差はなかった。

【臨床へのインパクト】

重症患者の気管挿管時におけるルーチンでの500mL静脈内輸液負荷は、循環虚脱の発生を有意に減少させないことが示された。現状、挿管時の低血圧予防としてルーチンで輸液負荷を行っている場合、その必要性を再検討する根拠となりうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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