75歳未満のCOVID-19ワクチンと心筋梗塞・脳卒中・肺塞栓症のリスク:フランスの大規模データ解析
【背景】
75歳以上の高齢者におけるBNT162b2ワクチンの重篤な心血管イベントリスクは安全とされているが、他のワクチンや若年層での安全性は不明であった。本研究は、75歳未満の成人におけるCOVID-19ワクチン接種後の心血管イベントリスクを評価した。
【結果】
mRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)と重篤な心血管イベントの関連は認められなかった。アストラゼネカ初回接種は接種2週目に急性心筋梗塞(相対発生率1.29、95%CI 1.11-1.51)と肺塞栓症(相対発生率1.41、95%CI 1.13-1.75)と関連した。ヤンセン単回接種も2週目の心筋梗塞との関連が否定できなかった(相対発生率1.75、95%CI 1.16-2.62)。
【臨床へのインパクト】
75歳未満の患者において、アデノウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ、ヤンセン)は心筋梗塞や肺塞栓症のリスク増加と関連する可能性が示唆された。mRNAワクチンでは同様の関連は認められなかった。ワクチン接種後の胸痛や呼吸苦を訴える患者に対し、特にアデノウイルスベクターワクチン接種歴がある場合は、心血管イベントの可能性を念頭に置いた診療がより重要になるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

