65歳以上COVID-19患者、ニルマトレルビルで入院・死亡率有意に低下
【背景】
経口プロテアーゼ阻害薬ニルマトレルビルはデルタ株感染高リスク未接種患者に有効性が示されたが、オミクロン株に対する重症COVID-19アウトカム予防効果に関するデータは限られていた。本研究はオミクロン株流行期におけるニルマトレルビル使用と重症化アウトカムの関連を評価した。
【結果】
65歳以上の患者では、ニルマトレルビル投与群でCOVID-19による入院率が10万人日あたり14.7件、非投与群で58.9件(調整ハザード比0.27、95%CI 0.15-0.49)。死亡の調整ハザード比は0.21(95%CI 0.05-0.82)と有意な低下が認められた。40~64歳では有意なベネフィットは見られなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、オミクロン株流行期においてもニルマトレルビルが65歳以上の高齢COVID-19患者において入院および死亡リスクを大幅に低減することを示唆する。一方で、40~64歳の若年成人では有意なベネフィットは認められなかったことから、高齢者への優先的な処方を支持するエビデンスとして日本の臨床現場の診療ガイドラインや処方判断に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

