妊娠中のドルテグラビルは他剤よりウイルス抑制率が高いが、出生転帰に差はない

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2022-09-01 | DOI:10.1056/NEJMoa2200600

📄 原題:Dolutegravir in Pregnancy as Compared with Current HIV Regimens in the United States.

🔗 PubMed:PMID: 36053505

【背景】

妊娠中のHIV-1感染症に対するドルテグラビル(DTG)ベースの抗レトロウイルス療法(ART)の有効性と安全性に関するデータは、特に妊娠前から開始した場合に不足していた。米国や欧州で一般的に使用される他のARTレジメンとの比較データも限られていた。

【結果】

DTG群の分娩時ウイルス抑制率は96.7%であり、アタザナビル・リトナビル群(84.0%)、ラルテグラビル群(89.2%)、エルビテグラビル・コビシスタット群(89.8%)と比較して有意に高かった。調整後リスク差は、それぞれ-13.0%(95%CI -17.0〜-6.1)、-17.0%(95%CI -27.0〜-2.4)、-7.0%(95%CI -13.3〜-0.0)であった。早産、低出生体重、在胎不当過小のリスクに有意な差はなかった。

【臨床へのインパクト】

妊娠中のHIV感染症患者に対し、DTGベースのARTは、アタザナビル・リトナビルやラルテグラビルと比較して、分娩時のウイルス抑制率が高いことが示唆される。この結果は、妊娠中のART選択においてDTGを優先する根拠となりうる。ただし、出生転帰に関するデータはサンプル数が小さく、さらなる大規模研究で安全性を確認する必要がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール