超多剤耐性結核に対するBPaL療法、リネゾリド用量と期間で有害事象を軽減
【背景】
超多剤耐性結核に対するBPaL(ベダキリン・プレトマニド・リネゾリド)療法は高い有効性が報告されているが、リネゾリド1200mg/日では有害事象が多い。有効性を維持しつつ有害事象を最小化するリネゾリドの至適用量と治療期間は不明であったため、本研究が実施された。
【結果】
全181例中、XDRまたはpre-XDR結核が88%を占めた。リネゾリド1200mg/日26週、1200mg/日9週、600mg/日26週、600mg/日9週の各群で、良好な転帰はそれぞれ93%、89%、91%、84%であった。末梢神経障害は38%、24%、24%、13%に、骨髄抑制は22%、15%、2%、7%に発生した。
【臨床へのインパクト】
超多剤耐性結核に対するBPaL療法において、リネゾリド600mg/日26週投与群は、有害事象の発生率が最も低く、リネゾリドの用量変更も少なく、良好な転帰が91%と高かった。この結果は、リネゾリドの用量を減量し、治療期間を維持することで、有効性を損なわずに安全性を向上できる可能性を示唆しており、日本の臨床現場における超多剤耐性結核の治療選択肢の最適化に寄与するだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

