重症熱傷患者へのグルタミン経腸投与、入院期間短縮効果なし
【背景】
重症熱傷患者に対するグルタミン補充は、代謝反応やストレス応答に良い影響を与えると考えられてきた。しかし、これまでの臨床試験では、その効果やリスクについて一貫した結果が得られていなかったため、大規模な検証が求められていた。
【結果】
重症熱傷患者1209名を対象とした大規模RCTの結果、グルタミン投与群とプラセボ群で、生存退院までの期間に有意差はなかった。中央値はグルタミン群40日、プラセボ群38日(ハザード比0.91、95%CI 0.80-1.04、p=0.17)であった。6ヶ月死亡率にも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、重症熱傷患者に対するグルタミン経腸投与が、入院期間の短縮や死亡率の改善に寄与しないことを大規模かつプラセボ対照で明確に示した。これにより、熱傷治療におけるグルタミン補充のルーチン使用の再検討が促され、ガイドラインの変更や、臨床現場での栄養管理プロトコルの見直しに繋がる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

