複雑性尿路感染症・急性腎盂腎炎にセフェピム/エンメタゾバクタムはピペラシリン/タゾバクタムより治療効果が高い
【背景】
グラム陰性菌による複雑性尿路感染症や急性腎盂腎炎は、薬剤耐性菌の増加により治療が困難になるケースがある。新規のβラクタム/βラクタマーゼ阻害薬であるセフェピム/エンメタゾバクタムが、既存薬に対し非劣性かつ優越性を示すか検証された。
【結果】
主要評価項目である総合治療成功率(臨床的治癒と細菌学的根絶の複合)は、セフェピム/エンメタゾバクタム群で79.1%(273/345例)、ピペラシリン/タゾバクタム群で58.9%(196/333例)だった。両群間の差は21.2%(95%CI 14.3%〜27.9%)で、セフェピム/エンメタゾバクタムは非劣性だけでなく優越性も示した。
【臨床へのインパクト】
複雑性尿路感染症や急性腎盂腎炎において、セフェピム/エンメタゾバクタムはピペラシリン/タゾバクタムよりも高い治療効果が期待できる。特に薬剤耐性グラム陰性菌による感染症に対する経験的治療の選択肢として、今後の臨床現場での位置づけを検討する価値がある。副作用発生率は両群で同程度だった。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

