冬季のタラ肝油サプリメント、COVID-19や急性呼吸器感染症予防に効果なし
【背景】
ビタミンDは免疫機能に関与するとされ、COVID-19や急性呼吸器感染症への効果が期待されてきた。本研究は、低用量ビタミンDを含むタラ肝油サプリメントが、冬季のSARS-CoV-2感染や重症COVID-19、その他の急性呼吸器感染症を予防するかを検証した。
【結果】
タラ肝油サプリメントは、主要評価項目のいずれに対してもリスク低減効果を示さなかった。SARS-CoV-2陽性率はタラ肝油群1.31%、プラセボ群1.32%(相対リスク1.00、95%CI 0.82-1.22)。重症COVID-19はタラ肝油群0.70%、プラセボ群0.58%(相対リスク1.20、95%CI 0.87-1.65)であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ノルウェーの成人を対象とした大規模RCTの結果、冬季のタラ肝油(低用量ビタミンD)摂取が、COVID-19関連疾患やその他の急性呼吸器感染症の予防に寄与しないことを示した。この結果は、サプリメントによるこれらの感染症予防を期待して、タラ肝油を積極的に推奨する根拠とならないことを示唆する。既存の診療ガイドラインや処方慣行への直接的な変更は少ないと推測される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

