S状結腸鏡スクリーニング、大腸がん発症と死亡を15年間抑制、男女差も
【背景】
大腸がん検診の効果は性別や年齢で異なる可能性があり、その実態は不明でした。本研究は、S状結腸鏡スクリーニングによる大腸がんの発症率と死亡率への15年間の影響を評価することを目的としました。
【結果】
15年間の追跡で、S状結腸鏡スクリーニング群では対照群と比較し、大腸がん発症率が0.51件/100人(95%CI 0.40-0.63)、死亡率が0.13件/100人(95%CI 0.07-0.19)減少しました。発症率のIRRは0.79(95%CI 0.75-0.83)、死亡率のMRRは0.80(95%CI 0.72-0.88)でした。女性は男性より利益が少ない傾向が示されました。
【臨床へのインパクト】
S状結腸鏡スクリーニングは、大腸がんの発症と死亡を長期的に抑制する効果が示されました。特に男性でより高い効果が認められたことは、今後の大腸がん検診の推奨や受診勧奨において、性差を考慮したアプローチの必要性を示唆します。55〜64歳の年齢層では、年齢による効果の差は認められませんでした。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

