尋常性白斑に対するルキソリチニブクリーム、顔面の再色素沈着を促進し安全性も確認
【背景】
尋常性白斑は皮膚の色素脱失を伴う自己免疫疾患である。既存治療は限られており、新たな治療選択肢が求められている。ヤヌスキナーゼ1/2阻害薬であるルキソリチニブのクリーム製剤が、第2相試験で再色素沈着効果を示したため、第3相試験で有効性と安全性を検証した。
【結果】
2つの第3相試験(TRuE-V1、TRuE-V2)で計674例を解析した。主要評価項目である24週時点での顔面VASI75達成率は、TRuE-V1でルキソリチニブ群29.8% vs プラセボ群7.4%(相対リスク4.0, 95%CI 1.9-8.4, p<0.001)、TRuE-V2でルキソリチニブ群30.9% vs プラセボ群11.4%(相対リスク2.7, 95%CI 1.5-4.9, p<0.001)といずれもルキソリチニブ群で有意に高かった。
【臨床へのインパクト】
ルキソリチニブクリームは、尋常性白斑患者の顔面における再色素沈着をプラセボより有意に促進することが示された。主な有害事象は塗布部位ざ瘡と鼻咽頭炎であった。この結果は、顔面の色素脱失に悩む尋常性白斑患者にとって、新たな局所治療選択肢となる可能性を示唆する。ただし、より大規模かつ長期的な試験で効果と安全性をさらに評価する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

