人工呼吸中の重症患者における消化管選択的除染は院内死亡率を低下させない
【背景】
重症患者に対する消化管選択的除染(SDD)が、院内死亡率を減少させるかどうかは不明確でした。本研究は、人工呼吸中の重症成人患者におけるSDDの院内死亡率への影響を検証しました。
【結果】
SDD群(2791例)と標準治療群(3191例)で、90日以内の院内死亡率はそれぞれ27.0%と29.1%でした(平均差 -1.7%、95%CI -4.8%〜1.3%、p=0.12)。SDDは院内死亡率を有意に減少させませんでしたが、新規薬剤耐性菌培養は23.1% vs 34.6%と有意に減少しました。
【臨床へのインパクト】
本研究では、人工呼吸中の重症患者においてSDDが院内死亡率を有意に減少させることは示されませんでした。しかし、効果推定値の信頼区間には臨床的に重要な利益が含まれる可能性も指摘されています。薬剤耐性菌の新規培養は減少したため、感染制御の観点からは検討の余地があるものの、ルーチンでの導入には慎重な判断が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

