妊娠・産褥期VTE既往女性へのLMWH、中間用量と低用量で再発予防効果に差なし

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2022-11-19 | DOI:10.1016/S0140-6736(22)02128-6

📄 原題:Intermediate-dose versus low-dose low-molecular-weight heparin in pregnant and post-partum women with a history of venous thromboembolism (Highlow study): an open-label, multicentre, randomised, controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 36354038

【背景】

妊娠関連静脈血栓塞栓症(VTE)は母体死亡の主要因であり、VTE既往女性には血栓予防が推奨される。しかし、妊娠・産褥期におけるVTE再発予防のための低分子ヘパリン(LMWH)の最適用量は不明であった。

【結果】

VTE再発は中間用量群で11/555例(2%)、低用量群で16/555例(3%)に発生し、両群間に有意差はなかった(RR 0.69 [95% CI 0.32-1.47]; p=0.33)。主要出血は中間用量群で23/520例(4%)、低用量群で20/525例(4%)に発生し、出血リスクにも差はなかった(RR 1.16 [95% CI 0.65-2.09])。

【臨床へのインパクト】

本研究結果は、VTE既往のある妊娠・産褥期女性において、LMWHの体重調整中間用量が固定低用量と比較してVTE再発リスクを低下させないことを示している。このことから、妊娠関連VTE再発予防には低用量LMWHが適切な用量であると示唆され、現在の診療ガイドラインや処方慣行に影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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