治療抵抗性高血圧に対する新規エンドセリン拮抗薬アプロシテンタンの効果:第3相PRECISION試験
【背景】
治療抵抗性高血圧は心血管リスクが高いにも関わらず、既存薬ではエンドセリン経路に作用するものがなく、この重要な病態生理学的経路が未治療のままでした。本研究は、この経路を標的とするデュアルエンドセリン拮抗薬アプロシテンタンの降圧効果を評価しました。
【結果】
4週時点での診察室収縮期血圧のプラセボとの差は、アプロシテンタン12.5mg群で-3.8mmHg(97.5%CI -6.8~-0.8、p=0.0042)、25mg群で-3.7mmHg(97.5%CI -6.7~-0.8、p=0.0046)でした。24時間自由行動下収縮期血圧でも有意な降圧効果を認め、40週まで効果は持続しました。最も頻度の高い有害事象は軽度から中等度の浮腫または体液貯留でした。
【臨床へのインパクト】
治療抵抗性高血圧に対する新たな治療選択肢として、アプロシテンタンが期待されます。既存の3剤併用療法(利尿薬含む)でも血圧コントロールが困難な患者に対し、エンドセリン経路を標的とする本薬が加わることで、降圧目標達成率の向上が見込まれます。ただし、浮腫や体液貯留といった副作用への注意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

