末期足関節症、人工足関節置換術と足関節固定術の効果と有害事象を比較するRCT
【背景】
末期足関節変形性関節症は重度の痛みと機能障害を引き起こす。主要な外科的治療法である人工足関節置換術(TAR)と足関節固定術(AF)を直接比較したランダム化比較試験はこれまでなかった。本研究は、両術式の臨床スコアと有害事象を比較し、どちらが優れているかを明らかにすることを目的とした。
【結果】
303例がランダム化され、52週時点で両群ともにMOXFQ-W/Sスコアは改善した。TAR群はAF群より改善度が大きかったものの、調整済み差は-5.6 (95% CI, -12.5 to 1.4) であり、統計的・臨床的に有意な差は認められなかった。有害事象の総数は両群で同程度であった(TAR群109件 vs AF群104件)。
【臨床へのインパクト】
末期足関節症に対するTARとAFは、主要な機能改善スコアにおいて52週時点では有意な差がなく、同程度の改善が期待できる。ただし、TARは創傷治癒問題や神経損傷が多く、AFは血栓塞栓症や偽関節(症候性偽関節率7%)が多いという異なる有害事象プロファイルを持つ。患者の基礎疾患や合併症を考慮し、術式選択の参考にできるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

