コロナ高リスク患者におけるソトロビマブとモルヌピラビルの重症化予防効果の比較
【背景】
地域在住のCOVID-19高リスク患者において、ソトロビマブとモルヌピラビルは重症化予防に用いられるが、両者の有効性を直接比較したデータは不足していた。この臨床的疑問を解決するため、大規模なリアルワールドデータを用いた観察研究が実施された。
【結果】
2021年12月16日から2022年2月10日までにソトロビマブ投与群3331例、モルヌピラビル投与群2689例を解析した。28日以内の入院または死亡はソトロビマブ群32例、モルヌピラビル群55例だった。調整後ハザード比はソトロビマブ群がモルヌピラビル群と比較して0.54(95%CI 0.33-0.88, P=0.01)と有意に低かった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、地域在住のCOVID-19高リスク患者に対し、ソトロビマブがモルヌピラビルよりも重症化(入院または死亡)リスクを低減する可能性を示唆している。英国のルーチン診療データに基づく結果であり、日本の医療現場においても、両薬剤の選択においてソトロビマブを優先する根拠の一つとなりうる。ただし、これは観察研究であり、因果関係の断定にはさらなる検証が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

