50歳以上COVID-19外来患者へのパキロビッド、入院・死亡リスクをさらに低減
【背景】
高リスク未接種COVID-19早期患者を対象としたEPIC-HR試験では、パキロビッドによる入院または死亡の89%減少が示された。しかし、ワクチン接種が進み、免疫回避型の変異株が流行する中で、パキロビッドの臨床的影響は不明だった。
【結果】
50歳以上COVID-19外来患者44,551人(90.3%が3回以上ワクチン接種済み)を対象としたコホート研究。パキロビッド処方群は非処方群と比較し、入院または死亡の複合アウトカムのリスクが調整後リスク比0.56(95%CI 0.42-0.75)と低かった。入院リスクは調整後リスク比0.60(CI 0.44-0.81)、死亡リスクは調整後リスク比0.29(CI 0.12-0.71)だった。
【臨床へのインパクト】
COVID-19外来診断後の入院または死亡の全体リスクは既に低かった(1%)が、パキロビッドはこのリスクをさらに低下させることが示唆された。本研究は、オミクロン株流行下でワクチン接種済みの高齢者におけるパキロビッドの有効性を支持する。日本の臨床現場でも、高リスク患者へのパキロビッド処方を継続する根拠となりうるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

