KRAS G12C変異進行膵癌にソトラシブ、既治療患者で奏効率21%
【背景】
膵癌の約1〜2%に見られるKRAS p.G12C変異に対し、KRAS G12C阻害薬ソトラシブの安全性と有効性は不明でした。本研究は、先行治療歴のあるKRAS p.G12C変異進行膵癌患者を対象に、ソトラシブの安全性と有効性を評価しました。
【結果】
38例の既治療進行膵癌患者が対象となり、ソトラシブ投与を受けました。客観的奏効率は21%(95%CI, 10-37)でした。無増悪生存期間中央値は4.0ヶ月(95%CI, 2.8-5.6)、全生存期間中央値は6.9ヶ月(95%CI, 5.0-9.1)でした。治療関連有害事象は42%に認められ、グレード3は16%でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、KRAS p.G12C変異を有する既治療進行膵癌患者において、ソトラシブが抗腫瘍活性と許容可能な安全性プロファイルを示すことを明らかにしました。この結果は、KRAS p.G12C変異が確認された進行膵癌の治療選択肢の一つとして、ソトラシブが将来的に検討される可能性を示唆しており、遺伝子検査の重要性がさらに高まるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

