大うつ病の初回・二次治療、費用対効果は?CBTとSGAを比較した迅速レビュー
【背景】
大うつ病性障害(MDD)は最も有病率が高く、患者の生活に大きな支障をきたし、経済的負担も大きい疾患です。本研究は、MDD患者に対する薬物療法および非薬物療法について、初回および二次治療における費用対効果のエビデンスを評価することを目的としています。
【結果】
米国での5年間追跡研究では、初回治療として認知行動療法(CBT)が第二世代抗うつ薬(SGA)と比較して、社会および医療分野の双方から費用対効果が高い可能性が示唆されました。ただし、エビデンスの確実性は低く、結果の解釈には注意が必要です。二次治療については、SGA間の切り替え戦略のみが評価され、結論を導くにはエビデンスが不十分でした。
【臨床へのインパクト】
本レビューは、大うつ病性障害の初回治療において、認知行動療法が第二世代抗うつ薬と比較して費用対効果が高い可能性を示唆しています。日本の臨床現場でも、初回治療選択肢としてCBTの導入を検討する際、費用対効果の観点から一つの参考となるでしょう。ただし、エビデンスの確実性が低いため、今後のさらなる研究が待たれます。二次治療については、現状では明確な推奨を導くには至っていません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

