SLE患者へのバリシチニブ、第3相試験で有効性示せず、安全性は既報通り
【背景】
経口JAK1/2阻害薬バリシチニブは、関節リウマチなどで承認済。SLE患者の第2相試験では疾患活動性改善効果を示したが、第3相試験でその有効性と安全性を検証する必要があった。
【結果】
活動性SLE患者775名を対象とした52週間の第3相試験において、バリシチニブ4mg群(47%)とプラセボ群(46%)のSRI-4達成率に有意差はなかった(オッズ比 1.07, 95% CI 0.75-1.53)。主要副次評価項目も達成されず、有効性は確認できなかった。
【臨床へのインパクト】
第2相試験で示唆されたSLEに対するバリシチニブの有効性は、今回の第3相試験では確認されなかった。この結果は、現在のところSLE治療におけるバリシチニブの新たな選択肢としての位置づけを支持しない。既存の薬剤選択や治療方針に大きな変更をもたらすものではないと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

