HFpEFと変時性機能不全患者に対する心拍数適応型心房ペーシングは運動能力を改善しない

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-03-14 | DOI:10.1001/jama.2023.0675

📄 原題:Rate-Adaptive Atrial Pacing for Heart Failure With Preserved Ejection Fraction: The RAPID-HF Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 36871285

【背景】

HFpEF患者では運動時の心拍数低下がよくみられ、運動耐容能の低下と関連する。心房ペーシングで運動時の心拍数を回復させることが、運動能力を改善するかは不明であった。

【結果】

心房ペーシングは低レベルおよびピーク運動時の心拍数をそれぞれ16拍/分(95% CI, 10-23)、14拍/分(95% CI, 7-21)増加させた。しかし、主要評価項目である嫌気性閾値での酸素摂取量(V̇o2,AT)は有意な変化なし(絶対差 0.3 mL/kg/分, 95% CI, -0.5-1.0, P=0.46)。心拍出量も変化なく、一回拍出量の低下がみられた。

【臨床へのインパクト】

HFpEFと変時性機能不全を有する患者において、心房ペーシングによる運動時心拍数の増加は、運動能力の改善には繋がらないことが示唆された。この結果は、HFpEF患者の運動耐容能改善を目的とした心房ペーシングの適応を再考させるものであり、現時点での診療フローにこの介入を組み込むことは推奨されないだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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