モルヌピラビル、オミクロン流行期のハイリスクCOVID-19患者の入院・死亡を抑制か

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-03-07 | DOI:10.1136/bmj-2022-072705

📄 原題:Molnupiravir and risk of hospital admission or death in adults with covid-19: emulation of a randomized target trial using electronic health records.

🔗 PubMed:PMID: 36882199

【背景】

オミクロン株が主流となった時期のCOVID-19患者において、重症化リスクの高い成人の入院または死亡に対するモルヌピラビルの効果は不明でした。本研究は、電子カルテデータを用いてこの関連性を評価しました。

【結果】

モルヌピラビルは、治療なしと比較して30日以内の入院または死亡を減少させました(相対リスク0.72、95%信頼区間0.64-0.79)。イベント発生率はモルヌピラビル群2.7%、非治療群3.8%で、絶対リスク減少は1.1%でした。ワクチン接種歴や過去の感染歴に関わらず効果が示唆されました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、オミクロン株が主流であった時期の重症化リスクの高いCOVID-19成人患者に対し、モルヌピラビルが30日以内の入院または死亡を減少させる可能性を示唆しました。特に、様々なワクチン接種歴や過去の感染歴を持つ患者層で同様の効果が示されており、今後のCOVID-19治療薬選択においてモルヌピラビルが有効な選択肢となりうることを支持するデータとなるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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