重症市中肺炎のICU患者、ヒドロコルチゾンで28日死亡率が有意に低下
【背景】
重症市中肺炎患者に対するグルココルチコイドの抗炎症・免疫調節作用が死亡率を減少させるかは不明でした。本研究は、ICU入室の重症市中肺炎患者におけるヒドロコルチゾン投与の有効性を検証しました。
【結果】
ヒドロコルチゾン群(400例)の28日死亡率は6.2%(95%CI 3.9-8.6)で、プラセボ群(395例)の11.9%(95%CI 8.7-15.1)と比較して有意に低く、絶対差は-5.6%(95%CI -9.6~-1.7, P=0.006)でした。人工呼吸器非装着患者での挿管率、昇圧剤非使用患者での昇圧剤開始率もヒドロコルチゾン群で有意に低値でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ICU入室の重症市中肺炎患者に対しヒドロコルチゾン投与が28日死亡率を低下させる可能性を示しました。これは、重症市中肺炎の標準治療にステロイドを組み込む根拠となり得ます。ただし、治療初期のインスリン必要量増加は認められており、血糖管理には注意が必要です。今後の診療ガイドライン改訂に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

