側副血行路陽性の発症6~24時間脳梗塞、血管内治療は有効か:MR CLEAN-LATE試験
【背景】
急性期脳梗塞に対する血管内治療は発症6時間以内であれば有効性が確立されています。しかし、発症6~24時間の「late window」症例では、DAWN/DEFUSE-3試験で灌流画像を用いた選択基準が示されましたが、側副血行路による選択の有効性は不明でした。本研究は、側副血行路陽性のlate window症例における血管内治療の有効性と安全性を評価しました。
【結果】
血管内治療群255例、非治療群247例の計502例を解析しました。主要評価項目である90日時点のmodified Rankin Scale (mRS) スコアは、血管内治療群で良好な方向へのシフトが見られました (調整済み共通オッズ比 1.67, 95% CI 1.20-2.32)。全死亡率に有意差はありませんでしたが、症候性頭蓋内出血は血管内治療群で有意に増加しました (7% vs 2%; 調整済みオッズ比 4.59, 95% CI 1.49-14.10)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、発症6~24時間の前頭蓋内大血管閉塞による虚血性脳卒中患者において、CTAで側副血行路が認められる場合に血管内治療が有効かつ安全であることを示しました。これにより、late windowにおける血管内治療の患者選択基準として、灌流画像だけでなく、側副血行路の有無が主要な選択基準となり、より多くの患者が治療適応となる可能性があります。ただし、症候性頭蓋内出血のリスク増加も考慮する必要があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

