黒人患者のICD植込みにおける意思決定支援動画、知識向上も植込み同意率に影響せず
【背景】
植込み型除細動器(ICD)植込みにおける人種間格差は、拒否率の高さが一因とされています。本研究は、ICD適応のある黒人患者に対する動画による意思決定支援ツールの有効性を評価しました。
【結果】
動画群のICD植込み同意率は58.6%で、通常ケア群の59.4%と有意差はありませんでした(差 -0.8% [95%CI -13.2〜11.1%])。動画群は通常ケア群より平均知識スコアが高く(差 0.7 [95%CI 0.2〜1.1])、臨床医との面談時間は短縮されました(差 -4.9分 [95%CI -9.4〜-0.3分])。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ICD植込みにおける動画を用いた意思決定支援ツールが、患者の知識は向上させるものの、植込み同意率自体には影響しない可能性を示唆しています。日本の臨床現場において、患者の知識向上を目的とした情報提供ツールは有用ですが、実際の治療選択には、知識以外の要因が大きく影響することを考慮した多角的なアプローチの重要性を示唆するかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

