妊婦へのビタミンB12補給、乳児の成長・神経発達に影響なし:ネパールでのランダム化比較試験
【背景】
低中所得国では妊婦のビタミンB12不足が蔓延しており、乳児の成長や神経発達に不可欠な栄養素である。本研究は、妊娠初期から産後6ヶ月までのビタミンB12補給が乳児の成長と神経発達に与える影響を評価した。
【結果】
妊娠早期から産後6ヶ月までのビタミンB12補給は、乳児の12ヶ月時点のLAZ(平均差 -0.02、95%CI -0.16〜0.13)および6ヶ月・12ヶ月時点の認知複合スコア(平均差 0.5、95%CI -0.6〜1.7)のいずれの主要アウトカムにも影響を認めなかった。
【臨床へのインパクト】
ネパールでは妊婦の71%がビタミンB12不足であったが、補給による乳児の成長や神経発達への改善効果は認められなかった。この結果は、現在のWHOが推奨する妊娠中のルーチンなビタミンB12補給は不要とする見解を支持するものであり、日本の臨床現場においても、現時点では妊婦へのルーチンなビタミンB12補給の必要性は低いと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

