インドにおける腸チフス・パラチフスの負担、都市部で小児の発症率が依然高値
【背景】
2017年には世界の腸チフス患者の半数以上がインドで発生したと推計されるが、近年の人口ベースのデータは不足している。入院減少が抗菌薬治療の普及によるものか、感染自体が減少したためかは不明であった。
【結果】
2017年から2020年にかけて、インドの都市部と農村部の小児コホートで腸チフスの発症率を調査した。都市部では小児10万人年あたり576〜1173例と高率であった。農村部のプネでは35例と低かった。パラチフスは小児10万人年あたり68例であった。
【臨床へのインパクト】
インドの都市部では依然として小児の腸チフス発症率が高いことが示された。日本からの渡航者でインドの都市部に滞在歴のある小児が発熱した場合、腸チフスを鑑別疾患として考慮する必要がある。特に抗菌薬治療の有無に関わらず、感染リスクが高いことを示唆している。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

