坐骨神経痛に対する手術と非手術療法の比較:効果は時間とともに減弱、即効性を重視するなら手術も選択肢

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-04-19 | DOI:10.1136/bmj-2022-070730

📄 原題:Surgical versus non-surgical treatment for sciatica: systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials.

🔗 PubMed:PMID: 37076169

【背景】

坐骨神経痛に対する手術と非手術療法の有効性と安全性は、これまで十分に比較検討されていませんでした。本研究は、ランダム化比較試験のシステマティックレビューとメタアナリシスにより、両治療法の効果と安全性を評価することを目的としました。

【結果】

椎間板摘出術は非手術療法と比較し、下肢痛を即時(平均差-12.1、95%CI -23.6~-0.5)および短期(平均差-11.7、95%CI -18.6~-4.7)で中程度に、中期で軽度(平均差-6.5、95%CI -11.0~-2.1)に軽減しましたが、長期では効果はごくわずかでした。機能障害に対する効果は小さく、または認められませんでした。有害事象のリスクに差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、坐骨神経痛に対する椎間板摘出術が、非手術療法や硬膜外ステロイド注射と比較して、下肢痛や機能障害の改善において短期的には優位性があるものの、その効果は時間とともに減弱することを示唆しています。迅速な症状緩和を重視し、手術のリスクとコストを許容できる患者にとって、手術は選択肢となり得ると考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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