膵頭十二指腸切除術の術後感染予防、広域抗菌薬タゾピペがセフォキシチンよりSSIを抑制
【背景】
膵頭十二指腸切除術後の術後創部感染(SSI)は依然高頻度で発生する。広域抗菌薬による術前予防投与がSSIを減少させる効果は不明であり、標準治療との比較検討が求められていた。
【結果】
タゾピペ群(378例)とセフォキシチン群(400例)を比較した結果、30日以内のSSI発生率はタゾピペ群で19.8%に対しセフォキシチン群で32.8%と有意に低かった(絶対差 -13.0%、95%CI -19.1%〜-6.9%、p<0.001)。術後敗血症、臨床的に関連する膵液瘻もタゾピペ群で有意に減少した。
【臨床へのインパクト】
膵頭十二指腸切除術において、従来のセフォキシチンに代わりタゾピペを術前予防抗菌薬として使用することで、術後SSIや膵液瘻、敗血症などの合併症を減少させることが示唆された。本研究結果は、開放膵頭十二指腸切除術における術前予防抗菌薬の標準治療をタゾピペに変更する根拠となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
