マラウイ妊婦の貧血治療、経口鉄剤とカルボキシマルトース鉄静注を比較
【背景】
アフリカの妊婦の46%が貧血に罹患し、WHOは経口鉄剤を推奨するが、服薬遵守が課題。そこで、マラウイの妊婦を対象に、単回投与の静注カルボキシマルトース鉄の有効性と安全性を検討した。
【結果】
妊娠36週時点の貧血有病率は、カルボキシマルトース鉄群52%に対し経口鉄剤群57%で、有意差なし(PR 0.92, 95% CI 0.81-1.06, p=0.27)。出生体重も両群間で差はなかった(平均差 -3.1g, 95% CI -75.0-68.9, p=0.93)。重篤な有害事象は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
マラリア流行地域であるサハラ以南アフリカの妊婦において、カルボキシマルトース鉄静注は安全であったものの、妊娠36週時点の貧血有病率低下や出生体重増加には寄与しなかった。経口鉄剤の服薬遵守が困難な状況でも、単回静注療法が必ずしも優位とは言えない可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

