反復着床不全へのプレドニゾン投与、生児出生率改善せず、早産リスク増の可能性
【背景】
体外受精における着床不全は大きな課題であり、プレドニゾンは免疫調整作用により着床率・妊娠率向上を期待され広く使われている。しかし、その有効性を示すエビデンスは不十分であった。
【結果】
反復着床不全患者715人を対象としたRCTの結果、プレドニゾン群の生児出生率は37.8%に対し、プラセボ群は38.8%であり、有意差は認められなかった(絶対差 -1.0% [95% CI, -8.1% to 6.1%])。プレドニゾン群では生化学的妊娠喪失(17.3% vs 9.9%, p=0.04)および早産(11.8% vs 5.5%, p=0.04)のリスクが増加した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、反復着床不全に対するプレドニゾン10mgの投与が生児出生率を改善しないことを示唆した。さらに、生化学的妊娠喪失や早産のリスク増加の可能性も指摘されており、現在の臨床プラクティスにおけるプレドニゾン使用の価値に疑問を投げかける。日本の不妊治療においても、漫然としたプレドニゾン処方を再考する必要があるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
