慢性腰痛に認知機能療法は有効か、運動センサー併用の有無と通常治療を比較
【背景】
慢性腰痛は世界的に障害生存年数の主要因だが、既存治療の効果は短期的で限定的。認知機能療法(CFT)は、痛みに伴う認知・感情・行動を個別的に標的とするアプローチであり、運動センサーバイオフィードバックの併用で効果増強の可能性が示唆されていた。
【結果】
慢性腰痛患者492名を対象に、CFT単独群、CFT+バイオフィードバック群、通常治療群で比較。13週時点の活動制限(Roland Morris Disability Questionnaire)は、CFT単独群が通常治療群より平均4.6点(95%CI: -5.9〜-3.4)改善、CFT+バイオフィードバック群も同様に4.6点(95%CI: -5.8〜-3.3)改善し、両介入群で有意な効果が認められた。52週時点でも同様の効果が持続した。
【臨床へのインパクト】
慢性かつ日常生活に支障をきたす腰痛患者に対し、CFTは通常治療と比較して活動制限を大幅かつ持続的に改善し、QALYsも向上させ、社会経済的コストも大幅に削減する可能性が示された。日本の臨床現場において、理学療法士による個別化されたCFTが、慢性腰痛の治療選択肢として積極的に導入される契機となり得る。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

