若年者の特定恐怖症治療、単回セッションと複数回CBTの効果は同等、非劣性RCTで判明
【背景】
特定恐怖症の若年者に対する治療として、複数回にわたる認知行動療法(CBT)が一般的ですが、その時間的・経済的負担が課題でした。この研究は、単回セッション治療が複数回CBTと比較して効果が劣らないか検証する目的で実施されました。
【結果】
7〜16歳の特定恐怖症の若年者を対象とした非劣性RCTにおいて、単回セッション治療は複数回CBTと比較して、治療後6ヶ月時点での恐怖症の重症度において非劣性であることが示されました。主要アウトカムであるADIS-IV-C/P重症度スコアの平均差は-0.03(95%CI -0.37〜0.31)でした。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、日本の小児・思春期精神科や心療内科において、特定恐怖症の若年者に対する治療選択肢を広げる可能性があります。単回セッション治療が複数回CBTと同等の効果を持つことが示されたため、限られた医療資源の中で、より効率的でアクセスしやすい治療提供が可能になるかもしれません。患者や家族の時間的・経済的負担軽減にも繋がり、治療導入のハードルを下げる効果が期待されます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
