重症アルコール性肝炎への予防的抗菌薬併用、2ヶ月死亡率改善せず

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-05-09 | DOI:10.1001/jama.2023.4902

📄 原題:Effect of Prophylactic Antibiotics on Mortality in Severe Alcohol-Related Hepatitis: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 37159035

【背景】

重症アルコール性肝炎入院患者に対する予防的抗菌薬の有効性は不明でした。本研究は、プレドニゾロン治療中の重症アルコール性肝炎患者において、アモキシシリン・クラブラン酸併用が死亡率を改善するかを検証しました。

【結果】

プレドニゾロン単独と比較し、アモキシシリン・クラブラン酸併用は60日全死因死亡率を改善しませんでした(17.3% vs 21.3%, P=0.33, 群間差 -4.7% [95%CI -14.0% to 4.7%])。ただし、60日時点の感染率はアモキシシリン・クラブラン酸群で有意に低値でした(29.7% vs 41.5%, P=0.02)。

【臨床へのインパクト】

重症アルコール性肝炎患者に対し、プレドニゾロンにアモキシシリン・クラブラン酸を予防的に併用しても、2ヶ月死亡率の改善は期待できない可能性が示唆されます。感染率の低下は認められたものの、生存期間の延長には繋がらず、本結果は重症アルコール性肝炎における予防的抗菌薬のルーチン使用を支持しないと考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール