モルヌピラビル早期投与、COVID-19後遺症リスクを低減、米退役軍人コホート研究

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-04-25 | DOI:10.1136/bmj-2022-074572

📄 原題:Molnupiravir and risk of post-acute sequelae of covid-19: cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 37161995

【背景】

COVID-19治療薬モルヌピラビルは重症化抑制効果が知られるが、感染後の急性期後遺症(PASC)に対する効果は不明だった。本研究は、モルヌピラビル早期投与がPASCリスクを低減するかを検証した。

【結果】

モルヌピラビル投与群は非投与群と比較し、PASCリスクが14%低減(相対リスク0.86, 95%CI 0.83-0.89)、180日時点の絶対リスク減少は2.97%だった。後急性期死亡リスクは38%低減(ハザード比0.62, 95%CI 0.52-0.74)、後急性期入院リスクは14%低減(相対リスク0.86, 95%CI 0.80-0.93)した。

【臨床へのインパクト】

重症化リスク因子を持つCOVID-19患者に対し、モルヌピラビルを感染後5日以内に投与することで、PASC、後急性期死亡、後急性期入院のリスクを低減できる可能性が示唆された。これはワクチン接種状況や初回感染・再感染に関わらず認められた。現在のCOVID-19診療において、PASC予防を目的としたモルヌピラビル早期投与の検討が新たな選択肢となりうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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