COVID-19入院患者におけるデキサメタゾン投与状況の州レベル監視体制構築と重症度指標としての有用性
【背景】
COVID-19パンデミックにおいて、米国の病院における疾患負荷の測定は公衆衛生上重要でした。しかし、検査体制のばらつきから、施設間で指標が標準化されていませんでした。ワクチン接種や治療薬の普及により重症度は低下傾向にあり、デキサメタゾン投与が重症度と強く相関することが先行研究で示されていました。
【結果】
マサチューセッツ州の全68急性期病院が1年間、COVID-19入院患者数とデキサメタゾン投与患者数を毎日報告しました。期間中44,196件のCOVID-19入院があり、34%でデキサメタゾンが投与されました。デキサメタゾン投与割合は、監視開始初月は49.6%でしたが、2022年4月までに月平均約33%に減少し、その後は28.7%から33%の範囲で推移しました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、COVID-19入院患者におけるデキサメタゾン投与状況を監視項目に追加することが、重症COVID-19の頻度を推定する上で実現可能であり、公衆衛生当局や政策立案者にとって有用な情報を提供したことを示唆しています。日本の臨床現場においても、COVID-19の重症度を把握するための簡便で標準化された指標として、デキサメタゾン投与状況のデータ収集が検討される可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

