新規駆虫薬エモデプシド、鞭虫症と鉤虫症に有効性を示す

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2023-05-18 | DOI:10.1056/NEJMoa2212825

📄 原題:Emodepside for Trichuris trichiura and Hookworm Infection.

🔗 PubMed:PMID: 37195942

【背景】

土壌媒介性蠕虫感染症、特に鞭虫症に対する既存治療薬の有効性は低い。獣医領域で用いられ、ヒトのオンコセルカ症治療薬として開発中のエモデプシドは、土壌媒介性蠕虫感染症の有力な治療候補である。

【結果】

鞭虫症に対し、エモデプシド5mg群の治癒率は85%(95%CI 69-93)で、プラセボ群10%(95%CI 3-26)およびアルベンダゾール群17%(95%CI 6-35)より高かった。鉤虫症では用量依存的に治癒率が上昇し、30mg群で95%(95%CI 74-99.9)に達した。主な有害事象は頭痛、霧視、めまいだった。

【臨床へのインパクト】

エモデプシドは、既存薬で有効性が低い鞭虫症に対し、高い治癒率を示し、鉤虫症にも有効である可能性が示唆された。本邦での土壌媒介性蠕虫感染症は稀だが、海外渡航者や輸入感染症の診療において、将来的に新たな治療選択肢となる可能性がある。特に、多剤耐性や既存薬が効きにくい症例への応用が期待される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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