入院中の重症高齢患者における医療目標に関する話し合い促進介入、電子カルテ記載率向上
【背景】
高齢の重症入院患者において、質の高い緩和ケアには医療目標に関する話し合いが不可欠ですが、実際には不足している現状があります。本研究は、医療者向けのコミュニケーション促進介入が、医療目標の話し合いを促すか検証しました。
【結果】
3918例をスクリーニングし、2512例を介入群と通常ケア群に無作為に割り付けました。30日以内の医療目標に関する電子カルテ記載率は、介入群で34.5%(433/1255例)、通常ケア群で30.4%(382/1257例)でした(調整差4.1%、95%CI 0.4%〜7.8%)。人種・民族的マイノリティ患者では、介入のより大きな効果が示唆されました。
【臨床へのインパクト】
入院中の重症高齢患者に対し、医療目標に関する話し合いを促す簡便な介入は、電子カルテへの記載率を有意に向上させることが示されました。特に人種・民族的マイノリティ患者で効果が大きかった点は注目に値します。日本の臨床現場でも、同様の簡便な介入が、医療目標の話し合いの促進と、ケアの質の向上に寄与する可能性が考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
