欧州ERでの肺塞栓疑いCTPA施行は増加傾向、低リスクPE診断増と入院減

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2023-06-01 | DOI:10.7326/M22-3116

📄 原題:Temporal Trends in the Use of Computed Tomographic Pulmonary Angiography for Suspected Pulmonary Embolism in the Emergency Department : A Retrospective Analysis.

🔗 PubMed:PMID: 37216659

【背景】

肺塞栓(PE)疑い患者への不必要なCT肺血管造影(CTPA)を避けるため、近年、臨床的決定ルールが開発された。本研究は、このルール導入後のCTPA利用状況の変化を検証した。

【結果】

2015年から2019年にかけ、CTPA施行率は10万ER受診あたり836件から1112件に増加(P<0.001)。診断されたPEも同138件から164件に増加(P=0.028)。低リスクPEの割合は年間13.8%増加し、外来管理が増加(年間19.3%増)、ICU入室は減少(年間-8.9%減)した。

【臨床へのインパクト】

臨床的決定ルールの普及にもかかわらず、ERでのCTPA施行は増加し、特に低リスクPEの診断が増えていることが示された。これは、CTPA施行の閾値が下がっている可能性を示唆しており、日本のER診療においても、不必要なCTPA増加による医療資源の浪費や、過剰診断のリスクについて再考を促す可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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