中等症から重症クローン病に対しウパダシチニブが寛解維持・内視鏡的改善に有効
【背景】
経口JAK阻害薬ウパダシチニブはクローン病治療薬として期待されている。既存治療で効果不十分な中等症から重症クローン病患者に対するウパダシチニブの有効性と安全性を評価するため、第3相試験が実施された。
【結果】
ウパダシチニブ45mg群はプラセボ群と比較し、導入期12週で有意に高い臨床的寛解率(U-EXCEL: 49.5% vs 29.1%、U-EXCEED: 38.9% vs 21.1%)と内視鏡的改善率(U-EXCEL: 45.5% vs 13.1%、U-EXCEED: 34.6% vs 3.5%)を示した。維持期52週でもウパダシチニブ15mg群(37.3%)および30mg群(47.6%)はプラセボ群(15.1%)より高い臨床的寛解率だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、中等症から重症クローン病患者においてウパダシチニブが導入期および維持期ともに臨床的寛解と内視鏡的改善に優れていることを示した。経口JAK阻害薬として、既存治療で効果不十分な患者の新たな治療選択肢となり、患者のQOL向上に貢献する可能性がある。ヘルペス帯状疱疹や消化管穿孔などの副作用には注意が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

