未接種COVID-19罹患者の約2割が2年後も後遺症、味覚嗅覚異常や倦怠感が遷延
【背景】
COVID-19感染後の長期症状(Post-COVID-19 condition)は臨床的に重要だが、その症状経過や回復状況については長期的なデータが不足していた。本研究は、未接種の感染者における2年間の症状推移と健康転帰を評価し、未感染者と比較した過剰リスクを明らかにすることを目的とした。
【結果】
未接種のSARS-CoV-2感染者の22.9%が6ヶ月時点で回復しておらず、24ヶ月時点でも17.2%が未回復と報告した。症状の点有病率は時間とともに減少し、24ヶ月後には18.1%が症状を報告。感染者では、味覚嗅覚異常(調整リスク差 9.8%)、労作後倦怠感(9.4%)、疲労(5.4%)などの症状が6ヶ月時点で未感染者と比較して有意に高かった。
【臨床へのインパクト】
未接種のCOVID-19感染者の約2割が2年後も後遺症に苦しんでいる現状は、日本の臨床現場でも同様の状況が推測される。特に、味覚嗅覚異常や労作後倦怠感、疲労、呼吸困難、集中力・記憶力低下といった症状の遷延は、患者のQOLに大きく影響する。これらの症状を訴える患者に対しては、長期的な視点でのフォローアップと、症状に応じた介入の必要性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
