入院中の歩行プログラム導入で退院先SNF移行率が低下するも、実施率は低く限定的
【背景】
入院中の歩行プログラムは退院後の機能改善に有効と報告されているが、日常診療下での効果は不明だった。本研究は、退役軍人病院での監督下歩行プログラム(STRIDE)導入が、退院先、在院日数、転倒に与える影響を評価した。
【結果】
STRIDE導入後の期間では、SNF(skilled-nursing facility)への退院オッズが導入前と比較して0.6(95% CI, 0.5-0.8)と有意に低かった。在院日数や院内転倒発生率に差はなかった。プログラム実施率は病院間で0.6%から22.7%と低く、ばらつきが大きかった。
【臨床へのインパクト】
入院中の歩行プログラムは、SNFへの退院を減らす可能性を示唆する。これは、患者の自宅復帰支援や医療費削減に繋がる可能性がある。ただし、本研究ではプログラムの実施率が低く、その効果は限定的であったため、日本で導入する際には、プログラムの普及と継続性を高めるための工夫が重要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

