6ヶ月時のMMRワクチン早期接種、1歳未満の感染症入院を減らすか?デンマークRCT

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-06-07 | DOI:10.1136/bmj-2022-072724

📄 原題:Measles, mumps, and rubella vaccine at age 6 months and hospitalisation for infection before age 12 months: randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 37286215

【背景】

生ワクチンには、標的疾患以外の感染症に対する非特異的防御効果(NSP)が示唆されている。特に麻疹ワクチンは、乳幼児の感染症による死亡率を低下させる可能性が指摘されており、MMRワクチンの早期接種が感染症入院を減らすか検証された。

【結果】

MMRワクチン群3264人、プラセボ群3272人の乳児を解析。12ヶ月未満の感染症入院率は、MMRワクチン群で786件、プラセボ群で762件だった。ハザード比は1.03(95%CI 0.91-1.18)で、両群間に有意差は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

デンマークの高所得地域における本研究では、生後5〜7ヶ月でのMMRワクチン早期接種が、1歳未満の非標的感染症による入院率を低下させるという仮説を支持しなかった。この結果は、現在の日本のMMRワクチン接種スケジュール(1歳以降)に変更を促すものではなく、早期接種による追加的な感染防御効果の期待はできないと考えられる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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