心血管疾患リスクのある男性におけるテストステロン補充療法の心血管安全性はプラセボに劣らない
【背景】
低ゴナド症の高齢男性に対するテストステロン補充療法(TRT)の心血管安全性は未確立でした。本研究は、心血管疾患(CVD)リスクのある低ゴナド症男性におけるTRTの心血管イベント発生率を評価しました。
【結果】
TRT群とプラセボ群で主要心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中の複合)の発生率はそれぞれ7.0%と7.3%でした(ハザード比0.96、95%CI 0.78-1.17)。TRTはプラセボに対し主要心血管イベント発生率において非劣性でした。TRT群で心房細動、急性腎障害、肺塞栓症の発生率が高い傾向がみられました。
【臨床へのインパクト】
CVDリスクのある低ゴナド症男性へのTRTは、主要心血管イベントに関して安全性がプラセボに劣らないことが示唆されました。しかし、心房細動や肺塞栓症などのイベント増加も示されており、TRT導入時にはこれらのリスクを考慮した慎重な患者選択とモニタリングが引き続き重要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

