NASH治療薬ペゴザフェルミン、線維化改善効果と安全性を検証

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2023-09-14 | DOI:10.1056/NEJMoa2304286

📄 原題:Randomized, Controlled Trial of the FGF21 Analogue Pegozafermin in NASH.

🔗 PubMed:PMID: 37356033

【背景】

FGF21アナログであるペゴザフェルミンはNASHおよび重症高トリグリセリド血症の治療薬として開発中だが、生検で確定診断された非肝硬変NASH患者における有効性と安全性は確立されていなかった。

【結果】

線維化改善(NASH悪化なし)はプラセボ群7%に対し、ペゴザフェルミン30mg群で26%(差19%ポイント、95%CI 5-32、P=0.009)、44mg群で27%(差20%ポイント、95%CI 5-35、P=0.008)と有意な改善を示した。NASH消失(線維化悪化なし)もプラセボ群2%に対し、各用量群で21-37%と改善した。主な有害事象は悪心と下痢だった。

【臨床へのインパクト】

本治験はNASH患者におけるペゴザフェルミンによる線維化改善効果を示唆する。現在NASHに対する有効な治療薬が少ない中で、本薬が線維化改善という重要なアウトカムを達成したことは、今後のNASH治療の選択肢を広げる可能性を秘めている。フェーズ3試験の成功により、日本のNASH診療ガイドラインや治療アルゴリズムに大きな影響を与えることが期待される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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