認知機能正常高齢者におけるMIND食介入、3年後の認知機能低下抑制効果は限定的
【背景】
観察研究では食事パターンが認知機能低下予防に有効である可能性が示唆されるが、臨床試験のデータは不足している。MIND食は地中海食とDASH食を組み合わせたもので、認知症リスク低下に関連する食品を強調している。
【結果】
認知機能正常高齢者604名を対象に3年間追跡。MIND食群と対照食群ともに全般的認知機能スコアは改善したが、MIND食群で0.205、対照食群で0.170の増加であり、両群間に有意差はなかった(平均差0.035、95%CI -0.022~0.092、P=0.23)。MRIによる脳構造変化にも差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
認知機能が正常な高齢者で、認知症の家族歴があり、BMIが高く、食生活が不適切である場合でも、MIND食を3年間継続しても、標準的な軽度カロリー制限食と比較して認知機能低下の抑制や脳MRI所見の改善効果は認められなかった。MIND食の認知症予防効果については、さらなる大規模研究や異なる集団での検証が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
