IgA腎症におけるNefeconの2年効果:eGFR低下を抑制し蛋白尿を減少、第3相試験結果

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-09-09 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)01554-4

📄 原題:Efficacy and safety of a targeted-release formulation of budesonide in patients with primary IgA nephropathy (NefIgArd): 2-year results from a randomised phase 3 trial.

🔗 PubMed:PMID: 37591292

【背景】

IgA腎症は腎不全の主要原因であり、腸管粘膜免疫が病態に関与するとされる。Nefeconは腸管局所作用型のブデソニド経口製剤であり、その有効性と安全性を2年間にわたって評価する第3相試験が実施された。

【結果】

Nefecon群はプラセボ群と比較して2年間のeGFRの時間加重平均で有意な治療効果を示した(差 5.05 mL/min/1.73m2, 95%CI 3.24-7.38, p<0.0001)。Nefecon群のeGFR変化は-2.47 mL/min/1.73m2、プラセボ群は-7.52 mL/min/1.73m2であった。主な有害事象は末梢性浮腫、高血圧などであった。

【臨床へのインパクト】

NefeconはIgA腎症患者のeGFR低下を臨床的に意義のあるレベルで抑制し、蛋白尿を長期的に減少させる効果が示された。これはIgA腎症の疾患修飾効果を示唆しており、既存のレニン・アンジオテンシン系阻害薬で蛋白尿が持続する患者に対する新たな治療選択肢となる可能性がある。局所作用型ブデソニドとして許容可能な安全性プロファイルも確認された。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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