世界51カ国における心血管疾患二次予防のアスピリン使用状況、低所得国で特に低調

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-08-22 | DOI:10.1001/jama.2023.12905

📄 原題:Aspirin for Secondary Prevention of Cardiovascular Disease in 51 Low-, Middle-, and High-Income Countries.

🔗 PubMed:PMID: 37606674

【背景】

アスピリンは確立された心血管疾患(CVD)患者のイベント抑制と死亡率改善に有効かつ安価。しかし、世界的なCVD負荷軽減のためには、二次予防におけるアスピリン使用の実態把握が不可欠である。

【結果】

51カ国124,505人のデータ解析の結果、CVD既往のある10,589人におけるアスピリン二次予防使用率は全体で40.3%(95% CI, 37.6%-43.0%)であった。所得別にみると、低所得国で16.6%、低中所得国で24.5%、高中所得国で51.1%、高所得国で65.0%と、所得が低いほど使用率が低い傾向が示された。

【臨床へのインパクト】

本研究は、世界的にアスピリンが二次予防で過小使用されている現状、特に低所得国での課題を浮き彫りにした。日本の臨床現場ではアスピリンの二次予防使用は比較的普及しているが、国際的な視点から、国民健康政策や医療システムが、アスピリン療法の促進戦略を開発・実施・評価する必要があることを再認識させる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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