食品添加物乳化剤と心血管疾患リスクの関連:フランスの大規模コホート研究
【背景】
加工食品に広く使われる乳化剤が心血管疾患(CVD)リスクに与える影響は不明でした。本研究は、フランスの成人を対象とした大規模コホート研究で、乳化剤摂取量とCVDリスクの関連を評価しました。
【結果】
平均追跡期間7.4年で、1995件のCVDイベントが発生。セルロース(E460-E468)の摂取量が多いほどCVDリスクが上昇し(HR 1.05, 95%CI 1.02-1.09)、冠動脈性心疾患リスクも増加しました(HR 1.07, 95%CI 1.02-1.12)。モノグリセリド・ジグリセリド脂肪酸エステル(E471, E472)も同様に全アウトカムリスク上昇と関連しました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、一般的な食品添加物である乳化剤の一部がCVDリスク上昇と関連する可能性を示唆します。患者への食事指導において、加工食品に含まれるこれらの乳化剤の摂取量に注意を促す根拠となりえます。ただし、因果関係を確立するにはさらなる研究が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
